評価 6点
https://boardgamegeek.com/boardgame/281664/no-return-es-gibt-kein-zuruck
6色の1-11までの数字で、各2枚のタイル。
数字は得点でもあるが、失点にもなる。
手札は8枚。使ったら8枚になるまで補充する。
前半は準備フェイズで、手札から得点化したいタイルを次々に目の前に出していく。
出すときは同じ色は一気に出すことができるが、降順にしか出せない。いきなり1とか出すとその色は死ぬアレ。
後半は得点化フェイズで、目の前に出したタイルを回収して得点化する。同じ色は昇順に取っていかないといけないという縛りはあるものの、一気に得点化することも可能。
しかし、この時、得点化するには、回収するタイル合計値以上の数字を、自分の手札の中で一色で作らないといけない(得点化する色と同じ色である必要はない)。
山札(タイル)は袋に入っているが、袋からタイルがなくなったらゲーム終了トリガーが引かれる。
終了したら、回収して得点化したタイルはもちろんプラス点だが、目の前に出しておきながら回収できなかったタイルはマイナス点になってしまう。
タイトルにもなっている「ノーリターン」とは、一度後半フェイズに入ると宣言したら、もう前半フェイズに戻ることができないということ。
そう。自分の好きなタイミングで後半に移ることができるのだ!
つまり大体半分くらい?で後半に進むわけだが、なかなかこのタイミングは難しい。
後半に進むのが早すぎると、まだ山札が残っているのに全て得点化してしまって、本当はもっと得点化できたのに無駄な時間を過ごすことになるし、後半に進むのが遅すぎると、得点化しきれずにマイナスをくらう。
わかりやすい剥き出しのジレンマだ。
30分もかからず終わり、なかなか面白い。
コンプレットとか好きな方にオススメ。
👍
①かかる時間と面白さの、費用対効果が良い気がする。
②素直なわかりやすいルール。
③たくさんのタイル!袋をジャラジャラしてピックするのはそれだけで楽しい。
👎
①大きい数字が概ね強いと言って良いので、引き運次第の面はある。
②タイルがたくさん入っているのでやむを得ないが、ゲーム性にしては割高かも。