現在2020年4月。
世間はコロナウィルスによる未曾有の危機。
ボードゲームをしようにも、外出自粛が求められている中、なかなかできません…
そんななか!需要が高まっている(と勝手に考えている)、ソロゲーム!
ということで、ボードゲームが遊べずにブログのネタも全く無くなっている中、個人的にソロボードゲームを御紹介します。
いわゆるソリティアというやつです。
さて、第一回は、オニリム。
左は旧版。右は現行の新版。
評価 9点
https://boardgamegeek.com/boardgame/156336/onirim-second-edition
僕も大好き。みんなも大好き(多分)。
有名どころで、放課後さいころ倶楽部(漫画)でも扱われています(5巻、32話)。
悪夢から脱出するというテーマ。
基本的にカードだけで遊ぶゲームですが、箱絵や取説も雰囲気たっぷり。
蓋を開けると…遊び心たっぷり。
不思議なイラストのカードたち。
★ゲームの概要
五枚手札を持ち、一枚カードをプレイして(前に出すか、捨てるかして)、一枚カードを引くを繰り返す。
勝利条件はデッキに紛れた8つのドアを見つけると勝ち。それより先にデッキが尽きると負け。シンプルでしょ!
4色各2枚のドア。
しかし、ドアはただデッキから引けば良いわけではないのです。その時手札に同色の鍵シンボルのカードが無いと、「そのドアは夢だった」ということで、デッキに戻ってしまう(混ぜてシャッフル)。
ドアを見つけるにはもう一つの方法もある。
三連続同じ色のカードを場に出した時は、デッキからその色のドアを見つけて(サーチして)出すことができる。
まあ実際は、ドアを引いた時に同色の鍵があることの方が稀なので、主なドアを見つける手段はこちらになる。
しかし、手札からカードを出すにも縛りがある。直近に場に出されたカードと別のシンボルでないと出すことができないのだ。
太陽、月、鍵の3つのシンボル。
カード構成は…もちろん均等では無い。太陽が圧倒的に多く、一番少ないのは鍵。鍵、鍵は貴重なのです。
さて、実はこれだけだとめちゃくちゃ簡単。
このゲームを難しくしているには、デッキに入った悪夢カードです。
テキストなんて悪夢にはねぇぞ!
これを、山札から手札を引く時に引いてしまうとペナルティが発生します。以下の4つから一つ選べます。
①手札を全て捨てる。
②鍵シンボルのカードを手札から1枚捨てる。
③山札の上から5枚捨てる。
④発見したドアを1枚山札に戻す。
やってみると、どれも強烈。どれも選びたく無い。
しかもその悪夢がなんと76枚中、10枚も入っているのです。
適当にやっているとあっという間に山札切れに…
そんなこんなでこの悪夢に対していかに対応していくのか、悪夢をペナルティを受けずに取り去る唯一の方法である「予知」能力を駆使したりしてクリアを目指すゲームとなります!!
★オススメポイント
やってみると、おそらく、最初の何回かはなす術もなく負けるほど難しく感じます。無理ゲーか?とすら覚えます。
しかしだんだん、悪夢の除去の仕方や優先すべき色がわかったり、カード構成の把握などしていき、自分の成長が実感できます。
そのうちクリアできるようになり、何回かに一回クリアできるようになり、だいたい5割くらいクリアできるようになり…と。
繰り返しやりたくなる魅力があります。
また、現在ホビージャパンから流通しているバージョンは、7つの拡張まで搭載されており、長く、遊ぶことができます。
最高ですね。
欠点としては、なんと言ってもリシャッフルがものすごい多いことです。
数えたことはないですけど、多分1ゲームあたり10回近くリシャッフルするんじゃないですかね?これは端的に面倒臭い。
そんな欠点を補う…アプリ版もあります!
ただし日本語非対応。拡張も2つしか実装されていません。
けどアプリの出来は最高です。
僕はもちろん現物もアプリも両方とも持っています!
さあ、あなたもコロナウィルス…じゃなくて悪夢と戦おう。
(特集第二回前にコロナウィルス収まってるといいな)
タイムラプスでオニリム pic.twitter.com/iWNIB0eqDX
— まる (@marumaru_nontan) 2017年10月29日
昔やったタイムラプス動画。画質悪いけど雰囲気は掴めるかな?
👍
①雰囲気最高。
②難度もちょうど良く、成長が実感できる。
③今現在、入手がかなり容易。
👎
①リシャッフルが多く大変。
②慣れるまでは処理に戸惑うかもしれない。