早くも第三回のソロゲーム特集。
今回はちょっと変わったプレイ風景になるこちら。
パームアイランドです。
評価 5点
https://boardgamegeek.com/boardgame/239464/palm-island
パームアイランドはいわゆる拡大再生産ゲームですが、(基本)17枚のカードしか使わないのが特徴です。
なんと言ってもこのプレイ風景が特徴的。
カードを片手に持ち、その中でカードをくるくるめくりながらゲームを行うのです。
(バージョンによるが)カードはプラスチックカード仕様!つまり、濡れても大丈夫!
お風呂だろうと、プールだろうと、ビーチだろうと無人島だろうと、遊べるってわけでさぁ!(遊ぶか?)
★ゲームの概要
さて、ゲームの内容ですが、出来るだけ得点を稼ぐ系のゲームです。
カードは17枚と言いましたが、1枚はラウンドをカウントするカードなので実質16枚。
上のほうにある2枚のうち1枚を使い、使ったカードをデッキの最後尾に入れ直す。こうやってデッキを巡回させていき、8周するとゲーム終了です。
カードはそれぞれ表裏上下の4つに分かれています。
最初は全て「表の上」の効果使えるようになっていますが、必要な資材を使えば、アップグレードして裏返したり上下逆にしたりできるのです。
アップグレードすれば次のラウンド以降に生産効率が良くなるけど、今回は資源を使ってしまうのでどうするかという…まあベーシックな拡大再生産ですね。
なお、資源を生み出したカードは、90度回転させて横向きにしてから最後尾に入れます。一眼で今ある資源がわかるようになっています
この状態ならば木材が1個と、魚が1個あるということ
資源は僅か3種類しかないのと、デッキはゲーム開始前にしかシャッフルしない(後ろに送った順番で次のラウンドも出てくる)ため、とても見通しが立てやすくなっています。
最終的には8ラウンド(デッキが8周)した時に、アップグレードすると得点になるカードをどれだけアップグレードできたかで得点が決まります。
得点に応じて褒められたり貶されたりしますw
★オススメポイント
なんと言っても片手で保持しながらやるスタイルというのが面白いところです。
机がなくてもできるので、ベットに寝転びながらでもできます。
ゲーム内容は至ってシンプルな拡大再生産なのでクセもなく楽しめる方が多いのではないかと思います。
マイルストーン的な追加要素(条件を達成すると、次のゲームから特殊カードが使える)がありますが、まあおまけ程度ですかね。基本ゲームで完成していると思います。
👍
①机なしでできる。バージョンによっては水場でもできる。
②シンプルな拡大再生産でクセがなく、楽しめる人が多そう。
③カードの枚数が少ないため、自然と内容をだんだん覚えて上達していける。
👎
①得点による評価が4段階にしか分かれておらず、あまり達成感はない
②手が小さい人はプレイがしづらいかも?