まるのブログ

ボードゲームの感想とか

シルバーアンドゴールド

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評価 7点

 

フィルウォーカーハーディングのパズル系ゲーム。

 

手元に二枚の島カードを持ち、そのマスを全埋めると得点。そして新しい島カードを得られる。

 

どうやってマスを埋めるのかというと、8枚のポリオミノが書かれたカードがあり、これをシャッフルして、1枚ずつめくる、表示されたポリオミノと同じ形を、プレイヤー全員が同時に埋める。埋められない、または、使いたくないときは、1マス分のマスを埋める。

なお、8枚の最後の1枚は使われず、リシャッフルされる。ここがポイントで、「あのカードが出たらここを埋めよう」と計画していたのが狂わされることがあるわけだ。

8枚のカードの内訳は、中央に置かれるカード(写真右上のもの)に、ちゃんと表示されており、カウンティングも難しくない。

 

これをリシャッフル3回分、つまり4ラウンドやってゲーム終了。

 

得点は単に全部マスを埋めて完成したカードの左上に点数があるほか、島カードに書かれたコインを消し込むと点が入ったり、コインを4枚取ると早取りの点が入ったり、島カードに書かれたヤシによって点数が得られたり。

単なるパズルだけで終わらせない、ハーディングの味付けが良好。

 

もう一つ特筆すべきは、こういったゲームはどうしても箱が大きくなる傾向があるように思うけど、ホワイトボード型の書き込みできるようにして全てカードサイズに落とし込んでいて、結果、小箱サイズの一回り大きいくらいでおさまっていること。

アミーゴ小箱2つ横に並べたよりは小さい。

スッと鞄に忍ばせられる!?(変則的な箱サイズなので逆に嫌う人もいそうだけどw)

 

👍

①単なるパズルで終わらせず、得点要素をいくつかつけて、どのカードを取るかというところにも考える要素がある。

②カウンティングしながら置き場所を考える楽しさ。そしてそれを裏切られたときの落差。

③持ち運びに便利な箱サイズ。

 

👎

①島カード間のバランス取れてるのか疑惑はある。

②ゲーム終了後消すのが面倒